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極キツハード～陸上女子～(Super Hard And Tight ～Athletics Girl～)
投稿日：2021/07/11 ★★★
小傘
「穴」以外は（マテ）わりと良くできている。

まず、イラストの絵が可愛くて上手い。
他の人はどうだか知らないが、自分はパッケージイラスト目当てで買うことが多いので、これが個人的には購入決定の最重要ポイント……かも？　　
箱はブリスターパックの内箱入りで、製品の保管に好適。

本体は割と良くある円筒状で、素材はオレンジ寄りの小麦色。
ハード素材では透明なものがよく使われるが、どうもSFっぽい雰囲気になりがち。
体育会系の女子という設定なのでこちらの方がずっと良い。
ただし、こんなところまで日焼けするものだろうか？　とか、
日焼けサロンでノーパンで焼いているのだろうか？　　
などと要らぬことを考えてしまう程度にはビミョーな色だとは思う。

挿入口の上部は斜めに削ぎ取られ、陰核、陰核包皮、小陰唇などが多少簡略化されて
再現されている。また、脇腹に相当する部分はわずかに太さを絞っていて、キュッと引き締まったウエストを再現しているようにも思える。
この造形はこれでこれで悪くないが、「陸上女子の鍛え抜かれた肉体美」という設定を考えると、物足りないというか、説得力や必然性が足りない感じだ。どうせなら発達したヒップや太ももをアピールするデザインの方が良いが、そうすると重量級の尻型にするしかないのだろうか？　あっと言わせるような造形で魅せて欲しかったが、オナホのデザインにそこまで求めるのは欲張りすぎだろうか？

それはともかく実際の使用感だが……。
一言でいってしまえば、物足りない。
二言で言うのであれば、全くの期待外れ。

素材の固さや内部構造、仕様表示を見る限りでは、
非常にキツくて高刺激な感触を想像していたが、かすりもしなかった。
穴のキツさで言えば、「創神のアルスマグナ ナムタル」の方が感覚的には10倍から20倍くらいキツい。刺激の強さについては、「温泉欲情」の方が圧倒的に上。と言うか、
そもそも「極キツハード～陸上女子～」が低刺激タイプではないかと思える。
キヤノン製品の性能表示と同次元で公開データと実物の性能がかけ離れている。

どうしてこうなったのか理由は一応いくつか考えられるが……。
(1)挿入口の上面が斜めにカットされていて、肉厚が極端に減少している。
(2)脇腹付近が細くなって、肉厚が減少している。
(3)開発スタッフの「刺激」についての理解がズレている、

硬めの素材で圧力を高めれば刺激が強くなる、とでも思い込んでいるのだろうか？
人間の感覚の受け取り方は「刺激」の強さと比例しない。
たとえば腕の皮膚の表面を鳥の羽や柔らかい筆などで軽く撫でるのと、
珪藻土スティックを少し強く押し当てるのでは、どちらが刺激を感じるか？　
なんて考えるまでもない。
人間の感覚器官の感度は、刺激の強さや種類によってモードやレンジが切り替わる。
なので、「ちょうど良い具合」から欲張って、ちょっと強めに刺激を増やすと、
レンジが切り替わってしまって、全然ものたりないなんてことにもなりかねない。
わりと無難な範囲の設定なら大部分の人がそれなりに満足していたのに、
ちょっと強めに変更したら、大勢がボロボロとこぼれ落ちる、という状況もありうる。
感度自体も人それぞれなので、攻めた設定をする場合は快感ゾーンからはみ出す人が増えるリスクも考慮した方が良い。

本当は鍛えられた下半身による締めつけや絡みつきや弾力などが再現できれば
良いのだが、この価格とサイズでは難しいか。
空気や水や油、ゲルなどの流体や半固形物を利用したギミックを
オナホ用のピローやドールなどに仕込んむ方が現実的かもしれない。

ちなみにメンテナンス性は素晴らしい。
中出ししても逆さにしてやるだけですぐに性液が出てくるし、
ホール内部も軽く水洗いするだけで簡単にきれいになる。
温泉浴場は珪藻土スティックを使ってもなかなか水気が取れないが、
陸上女子は短時間で容易に水気が除去できる。

個人的には手持ちのオナホの中で最も気持ちが良かったのは、
「半熟サキュバス外伝 超極強化サキュ手裏剣VV リメイク進化！ゾリふわWハードタイプ」
だが、その日の気分や体調によっては全然物足りないこともある。
温泉欲情の方が良いときもあるし、ヴァージンループハードが合うときもある。

そんな感じで陸上女子がバッチリ合うときもあるかもしれないし、
この製品こそ最高だと思う人がいる可能性も否定しない。